このサイトについて
今夜のくうきは観測占いです。 星ではなく、今夜の空を観ます。
観測占いとは
占いには古くから三つの系統があります。生年月日から生まれつきの性質を読む命(めい)、時や事象から事の成り行きを読む卜(ぼく)、 そして姿や形など目に見えるものから、いま受けている影響を読む相(そう)。 手相・人相・家相・風水は、この相の系統です。
観測占いは、この相の系統です。 手相が手の形を読むように、その夜の空と街の形を読みます。 読むのは、その日に実際に観測された天気・気圧・湿度・月の満ち欠け・ 街の交通量・鉄道の乱れ・暦・その日の話題です。
相の占いは、あなたが生まれつきどんな人かを決めません。決めるのは命の占いです。 観測占いが言えるのは「今夜がどんな夜になりやすいか」までで、 そこから先はあなたのものです。
毎晩していること
21:30に一通の手紙を出します。三段でできています。今夜の空気、明日の見立て、 そして明日の最初の一手。 一手はいつも小さなものです。傘を玄関に置く、返事を朝に回す、灯りを一段落とす。 夜のうちに決めきらなくていいように、翌朝の一動作にしています。
手紙より先に、その夜に使った観測と、その出典を出しています。 何を見て書いたかを隠さないのが、この占いの作法です。
していないこと
- 当てにいかない — 「必ず〜になる」とは書きません
- あなたを決めない — この夜の手紙は、生年月日も名前も聞きません。夜の診断でも、決めるのは今夜の過ごし方までです
- 煽らない — 不安を大きくして読ませることはしません
- 急かさない — 「今すぐ」「絶対に」は書きません
- 引き直させない — 1日に1通だけです。気に入らなくても別の答えは出ません
- 依存を作らない — 毎晩来なくてもいいように書いています
占いに疲れてここへ来た方へは、別のページを用意しています。
3人のこと
手紙を読むのは、クロ・陽葵・優月の3人です。3人のページにそれぞれのことを書いています。
データについて
使っているのは公開されている観測値と暦です(気象は Open-Meteo、 街の交通量は JARTIC、月齢と潮は計算、鉄道は各社の運行情報)。 このサイトでは、閲覧している方の個人データは集めていません。 アクセス解析も置いていません。
複数の都市を見ている手紙では、どの値もその地点の平均にしています (雲も気温も風も同じ集約です)。全国あての手紙は9つの都市の平均なので、 お住まいの土地とは違うことがあります。
背景の夜空について
背景は写真ではなく、その夜に観測された数字から描いた図です。 月の満ち欠けは輝面比をそのまま面積にしているので、 絵の明るい部分の割合はその夜の明るさと一致します。 月が地平線の下にある夜は描きません。
ただし2つは観測ではなく約束です。空の色は気温で変えていますが、気温と色のあいだに物理的な関係はありません。月を画面の左右のどこに置くかも、南を正面に見るという決めごとです(厳密な投影ではありません)。
今夜の色の決め方
今夜の色は、今夜の観測から決めています。観測点の3分の1以上で雨が降った夜は、雨の夜の色。 晴れて月が出ている夜は月あかりの色、月のない晴夜は星の夜の色、雲の多い夜は曇りの色。 そこに気温の段(およそ26度・21度・16度で区切った4段)を重ねて、 あらかじめ決めてある20色の表から1色を引きます。 色はどれも昔からある日本の色名で、同じ観測の夜にはかならず同じ色が出ます。色に運勢の意味はありません。今夜の空が、そういう色だったというだけです。
夜の診断の決め方
夜の診断は、六つの質問への答えと、 その夜に実際に観測された空から、今夜に合う夜をひとつ選ぶものです。 六つの質問への答えは、そのまま六つの夜のどれかに票を入れます。 いちばん票の多かった夜が、あなたの今夜です。答えはどこにも送っていませんし、 保存もしていません。ページを閉じれば何も残りません。
同じ点数になった夜だけ、今夜の空が決めます。 雨の夜はしずめる夜から、月の出ている夜はふれる夜から、 冷えた夜はみたす夜から、暑い夜はほどく夜から順に選びます。 順番は下の表のとおりです。
| 今夜の空 | 同点のときの順 |
|---|---|
| 雨 | しずめる → ほどく → はなす → ふれる → ととのえる → みたす |
| 月あかり | ふれる → はなす → しずめる → みたす → ほどく → ととのえる |
| 冷え | みたす → ととのえる → はなす → ふれる → ほどく → しずめる |
| 暑さ | ほどく → みたす → しずめる → はなす → ふれる → ととのえる |
| ざわつき | はなす → しずめる → ふれる → ととのえる → ほどく → みたす |
| しずか | ととのえる → ふれる → ほどく → みたす → はなす → しずめる |
最後に渡す今夜の作法は、その夜の観測で変わります。 分け方は今夜の色と同じ線です — 観測点の三分の一以上で雨だった夜は雨、 晴れて月が出ている夜は月あかり、およそ十六度を下回った夜は冷え、 およそ二十六度を超えた夜は暑さ。街か電車の行に「多い」が出ていればざわつき、 どれでもなければ静かな夜です。
夜と観測の組み合わせによっては、渡せる作法が無いことがあります。 その夜は作法を出さず、観測と見出しで終わります。同じ答えでも、夜が変われば渡すものが変わります。あなたがどんな人かは、ここでも当てません。